CASA F☆サルーキ

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脊椎損傷と犬のしっぽ

この頃、マーちゃんの歩行介助方法について、ハーネスを使う以外の
方法を試しています。

それは、しっぽを持ち上げること。


マーちゃんは、体高があるので、位置的にも丁度良い…っていうことが理由ではなく、
医学的なことを元に試しています。


脊髄のラットを使った実験の論文では、後脚に麻痺のあるラットの尾を
持つと歩くとありました。
なぜ、そうなのか?肝心なところを忘れましたが(笑)尾は背骨の延長上に
あるので、バランスを尾を持つことでバランスが良くなるのなか~とか思ったり。
(もう一回、ちゃんと論文調べ直します…)


確かに、その論文を読む前にも、緊急な時にマーちゃんのしっぽを持つと、
わりとサクサク歩いてくれちゃったりしてました。
でもな~、しっぽを持つっていっても、マーちゃん嫌じゃないかな?とか思ってたんです。



ところが!そんな論文で、考えが変わりました。



かかりつけの先生が教えてくれたのですが、神経は、たしか人間なら10日で0.3ミリ
伸びます。
とても遅いんだけども、細胞が生きていれば、伸びて少しは良くなる可能性があります。
犬もそれに近いくらい伸びるのではないか?とのことでした。


論文によると、人間の場合、5ミリ損傷してもひどい麻痺になります。
ただ、それでも、細胞は再生しようと伸びてゆくわけですが、なかなか回復しないのは、
その場合先端の細い神経には電気信号が流れてないため、ということがわかったそうです。

ところが、実験で脊髄移植されたラットは、きちんと再生して電気信号が流れる、
ということろまでは、今の段階でわかっているそうです。


それを人間に応用する日が来るのでしょうか?
それって??臓器移植とかと同じってことですよね?
さすがに、犬の場合は、そんなこと実現はしないでしょうが…。




そんな先端医学の論文に、尾を持ち上げると歩けるということがあったので、
脊髄神経の損傷したこのラットと、うちの子は、全然違う要因ですが、
共通項の麻痺と言う言葉に、試しにやってみよう!ってことで、
実際に、近所を一周散歩してみました。

しっぽをつかまれることを全く気にしてませんでした。
かなりスイスイと自由に歩いて行きますので、全盛期の頃のような
スピードで(ワタシが小走りしないとついていけない)歩きます。
しかも、ウルふくちゃんとチャリ引きで、広場をダーーーーー!と猛スピードで
走るロミオを見て、火がつき、遙か遠くから追いかけて走りました。
介助するワタシが全速力で走って、なんとかついていける速さ!
トロットを越え、キャンターですよ♪(ギャロップはワタシの脚では無理です)

全盛期に、マーちゃんってどのくらいの速さなんだろう?ってことになって、
きっちり計測された100mのコースを利用して、ワタシをルアーに(笑)、
ウルふくちゃんと協力して計測したことがあります。
後左脚に若干の後遺症はあったものの、なんと!7.89だったか、7.86秒!
今のロミオの方が速いとは思うけども、大きな体に大きなストロークで迫力満点!
バンビhiropuriもビビリましたよ(笑)
今思えば、計測しておいて良かったな~と思います。いい思い出です。

ここ最近の介助付き小走りも、2人3脚みたいで、マークの笑顔見ながら一緒に走って、
これもまたいい思い出。




つかむといっても背中より少し高めに上げるという感じで、ひっぱったりはしません。
毛も抜けちゃいますからね。
軽くなので(じゃないと、嫌になって歩かなくなるでしょうから)痛いとかそんなことは
ないと確信しました。


ハーネスだと、おなかを圧迫しますし、時折、マナーベルト状態になって
おちっこをかけちゃいます。
さすがにうんぴ~の時は、しっぽを持つだけでは危なっかしいので、ハーネスや腰ひも
がないとまだまだ不安です。
装着だけして、いざという時だけ持てばいいわけですので、ハーネスと併用しながら、
散歩をしています。


家の中では、ハーネスをつけるということはなく、小走りしちゃうときだけ、
急いでバスタオルを持ってきて支えたり、体を支えたりしますが、
今後はしっぽを持つだけでいいので、楽になりそうです。



動物愛護の面からすれば、実験に使われたラットのことを思うと心が痛みますが、
そのラットのおかげで、少しばかり医学への希望を感じることができました。
人間の医学は、いずれは獣医学にも生かされるでしょうから。


最近、長袖じゃないと寒いくらいになったせいか、マークもよく歩きます。
筋力もついてきたのと、咳がほとんど出ておらず、全体的に体調がいいので、
そのせいもあるかもしれません。

また、どの麻痺レベルでも有効なのかどうかは、ワタシにはわかりません。
個体差がありますので、興味ある方はご自身で試してみていいかどうか判断されてくださいね。
たまたま、マークはこの方法でいい感触だった、ということですから。



あ~~~、また文字ばっかり!!毎度、読みづらくってすみません!


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脊椎神経繊維軟骨塞栓症

あまり詳しく書いてこなかったマークの小さい時の頃
当時は、かわいそうで写真もあまり撮りませんでした。
今思えば、いっぱい撮っておけば良かった!と後悔。


やっと?症状についてまとめて書くことにしました。
同じようにある日突然、愛犬が立てなくなった!という方の
役に立てば幸いです。
興味ない方はスルーしてください~。


これから旅をしよう!と思っていますが、脚の不自由なマークを
初めて見る方に、理解して頂きたい気持ちもあります。
決して感染する病気ではないので、どうか暖かく見守って
頂けるとうれしいです。

専門的知識がないので、間違った用語などあるかもしれませんが、
お許しください。





マークが生後4ヶ月の時になったものの一つは、
脊椎神経繊維軟骨塞栓症、いわゆるFCEです。

聞き慣れない言葉だと思います。ワタシもそうでした。
ネットでいろいろ探しても当時は今ほど情報がなく苦労しました。

わかりやすく説明すると、椎間板などの線維軟骨が血管内に入ってしまい、
それが詰まって炎症を起こしたり塞栓症を引き起こします。
なぜ、そのようなことが起こるのかはっきりした原因は不明です。
ただ、人間では交通事故などの強い衝撃によって起こることがあるので、
遺伝性ではないと思われます。

実際に、かかつりけの病院では以前、ディスクでジャンプした直後、
歩けなくなりマークと同じ状態になったウィペットを診察したそうです。

マークがなぜそうなったのか?全くわかりません。
ジャンプはさせないようにしてましたし、車に乗せるのも抱っこですから。

ある日、突然愛犬が原因不明で立てなくなったり、歩けなくなったり
した場合は、すぐに病院へ行ってこの症状の疑いがないかも診て
もらってください。
犬種、年齢問わず起きます。





●主な症状は次の通りです。
・突然の麻痺…後遺症として一生麻痺が残ることがあります。

●検査方法は次の通りです
・MRI撮影…水頭症など他の病気が起因していないか判別できます。
・神経的検査触診…塞栓症を起こしている部位の特定などに役立ちます。
         足の甲を地面に着けると犬はすぐに戻します。
         これが遅いまたは戻さないと麻痺の程度がわかります。
         この検査は踏み戻りといいます。

●治療方法
・ステロイド療法…炎症を抑えます。
・リハビリテーション…人間の場合は針治療などで効果があると
 されています。マッサージなども良いです。
・レーザー治療…部位が特定できた時に有効
・外科手術…繊維軟骨が詰まっているあるいは刺さっている部位が
 特定できた時に有効。

●注意点
・小脳などへの炎症があった場合、車酔いの際に見られる
 ような眼球の小刻みな揺れである眼振が起きます。
 その際は、生命の危機もありますので、大至急病院へ行ってください。
・ステロイドによって、肝臓に負担がかかります。
 血液検査をして、肝臓を守る薬も必要になることもあります。



マークは、四肢の麻痺そしてその後、眼振が起きました。
部位が特定できず、ステロイド・ビタミン・マッサージの治療しか
できませんでした。あわせて肝臓を守る薬も。

残念ながら、後遺症が残ってしまいました。
踏み戻りの検査では、左半身の麻痺に強さが見られ、今は
左後脚に力が入らず、急に向きを変えたりちょっとした段差で
転倒してしまいます。





オハズカシイ話しですが、お散歩もしばらく禁止でしたので、
一番大事な時期に社会化をさせることができませんでした。

知らない人が見たら「歩き方、変だね」「すごい怖がりだね」と
言われます。
ある方に「仮病とかする犬種だから甘やかしたらダメですよ」と
言われたこともあります。(本当に仮病だったらどんなに良かったか!)


「なんでマークだけ…」最近までその思いは心のどこかにありました。
いきなり攻撃してくる他のわんちゃんに、いくら説明したって、
どうにでもなるわけでもなく、ワタシが噛まれるの覚悟で噛みついて
くる子を引き留めたこともあります。
でっかいマークを守るのは必死でした。


今は、もう治せるものではないと諦めもつきましたし、
マークと歩いて来た道は楽しいこともいっぱいですので、
なんだかんだと言われても気にならなくなりました。

それに、ランへ行ってもやんちゃ系の子はみんなロミオと
遊ぶのでマークが標的になることがすごく減りました。
家ではロミオと仲良く遊んでいるし。
ロミオはワタシたちの救世主!。ロミたん、あんがとー♪


そして、先日たまたま観たあるテレビ番組。
「これが我が家のスタイル。他と比べるものじゃないし…」
そう言った家族を介護されている方の言葉。

なんだか、ふっきれた気がしました。


マークがいるから何もできないなんて言いたくないし、
こういう子がいても旅でも、できる楽しみは一緒にしよう!と
思っています。

そして、マークがうちの子で良かった!と思います。



旅の途中、どなたかの手を借りねばならないことが
あるかもしれません。
でも、できるだけ人様にご迷惑かけないように、と準備万端で
行こうとは思います。


他にもまだまだマークのことで書き留めたいことがありますが、
長くなるのでまた今度!


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| 脊椎神経繊維軟骨塞栓症 | 05:31 | comments:20 | trackbacks(-) | TOP↑

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