CASA F☆サルーキ

走りを失っても健気に生きる大天使サルーキ×明るくおもしろく生きる小悪魔サルーキ×ときどき癒しのシェルティのブログ。北国からお届けします。

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勇気を振り絞って、一歩。

空いた心の穴はブラックホールでした。



気が付けば、猛吹雪のあの日から、もうクロッカスが咲き、こんなに冬が早く過ぎたと感じたことはありません。


マーちゃんがいないことは、頭ではわかっていても、心ではまだ理解できないことばかりです。
世間はいつも通り。いつも通りであることに、妬むこともありました。
大事な家族を失ったら、誰しも同じ思いなのでしょう。
ワタシだけではないことだって、わかっています。

未来にIPS細胞で回避できるのかもしれないけれど、今の時代は、老いと死は平等にやってくる。
どんなに偉くても、どんなに慈愛に満ちていても、どんなに非凡な才能があっても、どんな罪深きものでも。




まだ、毎日、マーちゃんを思い出しては急に涙が出てきてしまいます。

なんで、いないんだろうな?
不思議すぎて、マーちゃんはこの世に本当にいたのかしら?とさえ思ってしまいます。



楽しいと思うことがあるとマーちゃんに申し訳ないと思ったり、
マーちゃんの介助がなくなったため寝不足も足腰肩の疲労も解消されていることに申し訳ないと思ったり。


かと思えば…ワタシが「マーちゃん!」って笑顔で両手をしゃがんで広げたら、あの大きな目を更に大きくして、不自由な尻尾を精一杯ゆらゆら動かしながら、斜めに傾きよろよろと目の前までやってくる嬉しそうなマーちゃんの姿を思い出します。
そんな時は、ワタシが元気じゃないと、天国のマーちゃんもテンション上がらないから頑張ろうと思うのです。



結局、そうやって、あっちいったりこっちいったりして時間が解決するしかないんですね。



何かを書こうとすると、マーちゃん愛が溢れて号泣しちゃって、どうしようもなくなって、結局アップできない状況になってしまいました。

ブログなんて、義務でもなんでもないので、書きたくなければ書く必要もないから、やめてもいいな…とずっと思っていました。
だけれども、マークと出会ったのは、きっと同じ思いをするわんこや飼い主が一人でも減るためなのだ…と変な使命感もありつつ…、マークが旅立ったことを、きちんと受け止めて前へ進むべきなのだ、とも思い、再びまたブログを続けることにしました。






マーちゃんは、11月に入って、頻脈&不整脈な時がありました。
サルーキの場合、ぽっちゃりなマークであっても、痩せ型だから、心臓の動きが目で見てとてもよくわかります。


とても心配になり、かかりつけ病院へ行きました。
心臓の収縮が正常値を少し下回っていました。
薬を飲み始めてもいいかもしれないけれど…ということで、原因を調べ適切な治療をしてあげようと、以前、危機的な時に診てもらった心臓の専門病院でインフォームド・コンセントを受け、かかりつけで治療を開始する予定でいました。

そして、12月26日に精密検査の予約をいれることができました。



検査の日の明け方、マークがワタシの上にどか!と乗っかって寝にきました。
とても嬉しい幸せな朝でした。

そして、朝ご飯の時もワタシのご飯をおねだりしに、よろよろとテーブルまでやってきて、餃子の皮をおすそわけをもらって満足そうでした。

その日は猛吹雪でとても散歩には行けず、家の中でロミオの誘いにのってガウガウと少し遊んでいました。


元気そうなマーク。
本当に元気でした。


家族全員が休みを取ったので、朝一番にみんなでマークと一緒に病院へ行きました。
預けて夕方にお迎えに行くシステム(付き添いなど不可)だったので、猛吹雪で前がろくに見えないなか家に着くと、病院からの着信に気が付き、すぐに嫌な予感がし、かけ直すと病院へ来るように言われ、大急ぎでまた猛吹雪の中を車で走りました。


病院につくと、人工呼吸器をつけ意識が全くない変わり果てた姿。
とても信じられない光景でした。

すぐにおとーしゃんに連絡し、ロミオと来てくれました。




聞くと、検査が始まってわりとすぐに、恐怖のあまり倒れ、痙攣し、心臓が止まってしまったそうです。
すぐに蘇生とAEDで再び動く、止まる、動くを数回繰り返し、ストレス性の大量下血が始まり、夜に息をひきとりました。




ずっと、家族全員で声をかけ、なでて、さすり、抱きしめました。
一度だけかすかに腕が動いたものの、あの大きな目は一度も開けることはありませんでした。

危機的状況で担ぎ込まれたわけではなく、今後の治療方向を決めるための検査で、まさかの出来事に、まるで悪夢を見ているかのような、現実と思えない時間が過ぎていきました。


検査中に倒れた子は先生も初めての経験だったそうです。
ワタシもただの検査に来ただけなのに、こんなことは予想もしていませんでした。


あの時は、泣きまくってて、とても冷静に考えることなんてできず、頭が回りませんでした。
後で考えたら、自分がかけている保険適用部分以外の治療費の半額の支払いでいいと言われたものの、検査のために行っただけなのに蘇生措置の治療費も取られ、命も取られて帰ってくるなんて…しばらく、腑に落ちないでいました。



でも、今は、2年前の危機的な時に、予約いっぱいの所をすぐに検査してくれた病院でもあったし、今回も悪意はなかったろうと思います。
専門の病院でも初めての経験…マーちゃんはやっぱり伝説の男なのだな…と思いました。

なんといっても、お金が返ってきても、マーちゃんは帰ってこない。
もし、ワタシがもっと早くにどうにかしていたら、こうではなかった…と思うと、自分にも責任はもちろんある。
自分とおとーしゃんを恨み、病院を恨み、神様を恨みました。



辛かったのは、ワタシだけではなく、おとーしゃんも、ロミオも、そして一番は、最後に恐怖を味わって突然家族と離ればなれになったマーちゃんだったと思います。

ただ、もがき苦しんで息を引き取ったわけではなく、今まで頑張ったマークが最後は苦しむことなく眠るように旅立てたことが唯一の慰めです。






サルーキの気をつける病気として、心臓と皮膚炎があげられます。
マーちゃんは、2年前の肺炎が原因でおかしくなった時から、心臓は時折チェックしてもらっていましたが、それほど問題はなかったのです。

むしろ、てんかんの発作が止まらなくなって、重責し、命を失うかも…といつも冷や冷やしていました。


マーちゃんだけではなく、心臓が原因で亡くなっているサルーキもいます。
もちろん、高齢になれば犬種は関係なく、心臓は弱くなるに決まっているので、シニアになったら当たり前ですが、サルーキならば、3,4歳くらいから年1回はチェックした方がいいと思いました。
また、家族がそばにいれば他人にも甘えるタイプでも、家族がいないと他人に対してかなりびびりな子もいると思います。付き添えるなら付き添った方がいいと思いました。



マーちゃんは、何も言いません。
抗てんかん薬の副作用で表情も少なくなりました。

でも、いろんなことを経験させてくれて、教えてくれました。


今は、そのことを大事にして、ロミオのこともちゃんと考えていかないと…と思います。
あの永遠の少年なロミオも、早いもので、今年は7歳というシニア年齢になります。
マーちゃんの7歳の時は、一昨年です。
ロミオは、比べ物にならないほど元気です。
でも、絶対大丈夫はないので、付き添って検査をちゃんと受けようと思います。


マーちゃんが生きたいのに生きられなかった分を、ロミオがちゃんと受け取っていけるように…、
もっとちゃんとした飼い主にならないと。








マークのパピー時代に撮ったビデオを7年ぶりくらいに見ました。
DVテープの時代のものだったので、PCに取り込むのが手間でテープのまま放置していました。
でも、ビデオカメラが壊れたら取り込めなくなるので、急いでバックアップを取りました。

パピーのマーク、後遺症がありつつも元気に走り回ってたマーク。
マークが弱っている時にはかわいそうでビデオは撮りませんでしたので、当時の楽しかった思い出だけがいっぱい写っていました。
それを見ると、悲しいことは忘れて、笑顔になれ、癒されました。



ワタシの元気の源、マーク
この子との出会いのカゴを開けた瞬間から、脊椎神経繊維軟骨塞栓症になるまでの元気な時のごく一部を編集してアップしました。(一部、音声消してます)
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初めて、マークをなでた瞬間。今となっては自分には貴重な動画。
カメラが怖くて、野獣なびびり吠え声も動画ならではのお宝になりました。

家に着くまでは少し不安げでしたが、全く泣くこともなく、ご飯もしっかり食べ、夜にはじゃれて後を着いてくる慣れぶり。
夜泣きもなく、甘噛みをのぞけば、あまり手のかからない子でした。



そういえば、ブログはマークが我が家に来る前から書いていたのですが、パピー時代のマークのことをあまり書いていませんでした。
これからは、時々、未公開だった若かりし頃の動画や写真でマーちゃんが登場しますので、これからもよろしくお願いします。


ワタシは、どんな年齢のマーちゃんも大好きでしたが、晩年のいぶし銀のようなマーちゃんが1番好きでした。
目だけで物を言う、そんな男前のマーちゃんが大好きでした。

お布団に連れってとぐずったり、ワタシが座ると暇になったかと勘違いしよっこいしょとやってくる、赤ちゃんのようなお爺ちゃんのような、そんなマーちゃんが大好きでした。

パピーの頃の怪獣ぶりが信じられないくらい、悟りを開いた天使のようになりました。
マーちゃんがあまりにも大天使すぎて、ロミたんがおもしろい小天使すぎて、よそのサルーキ達もかわいすぎて、やっぱりサルーキが好きなんだな…と思いました。


それと、マーちゃんが旅立ってからしばらくのメモのような記事が残っていたので、編集してアップしていきたいと思います。
また、最近、やり始めたこともあるので、そちらもアップできたらな。




SANY1290.jpg
2008年、マークとレオンとワタシ


一生というのは、限りがあるから、価値があるんだよ。
寿命の長さよりも、どう生きるかが大事なんだよ。 by マーク

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| 大天使マーク | 22:29 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

気持ちがあっちいったりこっちいったり。
一歩前にすすんだかと思ったら、5,6歩下がったり。
それでいいんだと思います。 それが自然なんだと思います。
それでも、少しずつでも、今、周りにいるものへ気持ちがいって、少し離れてしまったものへも想いもいつも忘れずにあって、そんな状態になれるときが来るはずです。
苦しいかもしれないけれど、無理しないで、ご自分をいたわって、自然な気持ちのままで。
マーちゃんのような暖かいひかりが ひろぷりさんを包みこみますよう願っています。

| りん | 2015/03/21 23:26 | URL |

Re:

★りんさんへ〜
絶対に元へ戻らないとわかっていても、諦めの悪い性分は、今もなお行ったり来たりです。

諦めが悪いから、マークのためにととことんやれたんだけどね。

| hiropuri | 2015/03/24 00:20 | URL | ≫ EDIT















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